2008年3月16日日曜日

Nostalgia Travel and Impressible Generation 9

Nostalgia Travel
私が小学校に入学した頃から、この農村地域にも自転車、バス路線(木炭車ではない)などがの移動手段や、水道のインフラが整備され始め、テレビ(モノクロ)も徐々に普及し始めた。

Nostalgia Car
私が初めて原動機付自転車(バイク)を見たのは、小学校2~3年生だったと思う。この当時の原付自転車は文字道理のものだった。少し大きめの自転車の後輪部分に原動機(ガソリンエンジン)が付いているものだった。

Nostalgia Travel今で言えば、バイクよりもモーター付き自転車に近いものだった。大きな音を立てて走るがアスファルト舗装の道路は、この地域で皆無な時代だから、最大速度はせいぜい40Km位と思う。

Nostalgia Car
エンジンの始動はセル始動の技術が完成されていない時代で、アクセルを開放しながら、クランク・フットバーをキックしてエンジン始動していた。

Nostalgia Car
自動車エンジンには詳しくないが、クランクを始動させるバッテリーのパワーがないから、ピストンにつながるクランク・フットバーをキックして、ピストンのガソリン吸入始動を助けたのだろう。

Nostalgia Car
自動車も最初に見たのは我が家の近くで、殺人事件が起きた時だった。自動車と言っても三輪自動車で屋根は布製のホロが被っていて、ドアはなくて、ハンドルは丸ハンドルではなく、自転車のハンドルと同じ形状だった。

Nostalgia Travel
この事件の被害者は、三輪車の運転中に後部荷台に載っていた犯人に、ホロ屋根の上からナタを振り下ろされて、殺された事件だった。

Nostalgia Car
この三輪自動車もセルがない。エンジン始動はキック式だった。それでも、その以前の車はクランク手動式だから技術革新していた。

Nostalgia Carクランク手動式というのは、バンパーの中央に小さなアナが開いていて、そのあなに鉄のクランク棒を1mほど差し込んで、バンパーから出ている、そのクランク棒のハジを両手で持って、思い切り回転させてエンジンを始動させる方式だ。

Nostalgia Travel
今の時代では考えられない程、旧式なバイクや自動車だったが、それでも内燃式エンジン車が普及し始める事で、遅まきながら我が家の近くにもバス路線ができた。

Nostalgia Travel
このバス路線ができたことで、母のかつぎ屋さんの仕事の頻度が格段に増えた。そして、我が家の家計も少しずつ明るさが見えてきた。

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