2008年3月7日金曜日

ベビーブーマーのTVスターは力道山だった。

Nostalgia Generationいつの時代も、テレビの影響を一番敏感に受けるのは子供でしょう。紙芝居の画像ではイメージが貧弱だが、テレビの動画は子供のヒーロー願望に一気に火を付けた。

Nostalgia Monochrome TV
この時代、大人も強いヒーローを求めていた。終戦直後の貧しい生活と、敗戦の心の痛手に打ち勝つて生きて行かねばならなかった。その現状を支える強いヒーローが必要だった。

Nostalgia Hiro RIKIDOOZAN
そんなヒーロー願望を支えたのが、プロレスの力道山だった。彼は大相撲出身でかなり強かったようだが、脚のけがをから、プロレスに転向した。アントニオ猪木やジャンアント馬場の師匠だ。

Nostalgia Professonal Wrestling
力道山が、大きな体の米国人プロレスラーを空手チョップでなぎ倒すと、家電屋のガラス越しに見ているヒゲモジャの親父連中が、大歓声を上げて興奮した。大相撲では小さな身体で大きな力士をなぎ倒す初代若乃花がヒーローだった。Nosalgia Sumoo Hiro WAKANOHANA

Nostalgia Adult Hiro and Child Hiro
大人も子供もヒーローを一番求めていた時代だったかも知れない。戦争で、外国に一度もひれ伏したことがない日本人が、無条件降伏と言う、屈辱を味わった訳だから当然の成り行きだろう。

Nostalgia Generation
時代は厳しく、生活は貧しかったが、みんな一緒に貧しかった。テレビのヒーローにみんなで興奮して、悲劇のヒロインにみんなで涙したて、子供の成長に大人達はだれもが夢をみた。

War Generation
戦争で国は完膚無きまでに負けたけど、国民は負けっていなかったのかも知れない。軍政がとけて自由になった国民は活力を取り戻していたのかも知れない。

Nostalgia TV Hiro and Hiroine
テレビのヒーロー、ヒロインは間違いなく、その活力源になっていた。当時のテレビの普及は日本人の活力源だったことは間違いない。

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