2008年4月18日金曜日

母の手技、マッサージで母乳はでるか?

Nostalgia Travel
母はその嫁の肩を少し触り始めた。母「ミッちゃん、向こうむいて」。母は、向き合っている、その嫁に仏壇の方を指さす。

Great Mother
狭い我が家に布団を重ねたり、タンスを置いたりすると、使えるスペースは実質4.5畳(15へーべ)ほどしかない。
従って祖父(父方)の位牌は、壁に取り付けた棚に置いてあるだけだが、その棚を我が家では仏壇と言っていた。


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「はい」。嫁は母に背を向けて座り直した。その嫁の姿は母の影で私と姑にはほとんど見えない状態になる。
母はその嫁の肩を、軽く押しながら「肩、張ってるね」。
母は側にある座布団を、引き寄せて「ミッちゃん。胸しまって、ここにうつ伏せになって」。

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嫁「はい」。その嫁は仏壇を頭にして座布団の上にうつ伏せになる。母はその嫁の背中や腰を押し始めた。
母「ミッちゃん、下痢してない?」。嫁、ためらいがちに「少し・・・・」。

Great Mother
母「いつから?」。嫁が小声で「おとついからです」。
母「えっなに、おとついから!」大きな声で聞き返す。嫁「はい。そうです」

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母、嫁の背中を指圧しながら「食欲もあまりないでしょ」。嫁「はい」
母は姑の方に振り返って「それじゃー、チチが出ないの当たり前よね」。姑「・・・・そうだったの!」

Great Mother
母、嫁の肩胛骨の裏側を強く押して「これ痛い?」。嫁「はい」。母「ここツライでしょ」。嫁「はい」
母、嫁の腰の部分を押しながら「これも痛いよね?」。嫁「はい。痛いです」
母「これも痛い」。嫁「はい」

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母「じゃー、この肩胛骨を上にして横に寝て」。母、しばらくその部位を指圧したり、揉んだりしていた。
母「少し、楽になったでしょう。身体暖まってきた?」。嫁「はい。あったたまって、気持ちいいです」。

Great Mother
母「だいぶ、ほぐれたね。じゃやーミッちゃん、またうつ伏せになって」。嫁「はい」
母は、私と姑に背中を向けたまま「痛い」と言っていた嫁の腰を、しばらくの間指圧したり、揉んだりしていた。

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母「うん。背中と腰は、だいぶほぐれたね。じゃー、ミッちゃん今度は、こっち向い座って」。
嫁は、母の方に向いて座りながら「なんだか、身体が軽くなりました」。

Great Mother
母は、額の汗をヌグイながら「顔色もだいぶ良くなったね」
母「じゃー、また胸出して」。嫁、ハッキリとした口調で「はい」


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