2008年5月22日木曜日

「もったいない」は日本人の文化か信仰か!

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戦後、占領軍(GHQ)によって農地解放が行われたことは誰もが周知の事だ。農地解放から1000年ほど、さかのぼっると平安時代だが、この時代に年貢米制度が確立された。

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以来、農業従事者は、自分たちが作った米を租税として、厳しく大名に納めさせられた。この時代から、農地を持たない「小作人」の中には一生の間に一度も白米が、食べれない者も珍しくなかった時代があったようだ。

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私が見た幾多の時代劇映画の中で、彼ら「小作人」が病床での断末魔の言葉は「白いご飯を食べて死にたい」だった。

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この断末魔の言葉は、あながち全くのヒクションとも思えないが、この時代あたりから「もったいない」の語源が生まれたかもね!

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「かつての日本人」の米(稲作)に対する思い入れは、文化と言うより宗教に近い。その証拠に各地にある祭りは稲作と深く関わりがある。

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その年の豊作を願う祭りがあると思えば、その年の豊作を祝ったり、感謝したりの祭りある。よく知らない外国人は日本人を無宗教と言うが、日本人には稲作に深く根ざした宗教が、かつてあった。

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だから、稲作に関わる全ての現象(森羅万象)を、神とアガメル多宗教が真実の日本人だ。「かつての日本人」は、この世の全てに神仏を見た。

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雨の神、風の神、雪の神、川の神、山の神、海の神、太陽、月、星、キツネ、タヌキ、馬、牛、イヌそして草花にも、何にでも神を見た。

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「草花にも話しかけるのは日本人くらいだ」と言った韓国人の友達がいたが、本当かも知れない。最近、私もブッカ(仏花)に話掛けて、ハット我に返り、その友達の言葉を思い出す。

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多分、欧米人には理解されないと思うが、稲作などの小道具にも「かつての日本人」は神仏を見る。それ故に老朽化して、どうにも使えない小道具をそのまま捨てることはない。
その農具を取っておき、毎年決まった日に神社に奉納してマツル(祀る)事で、長年の労に感謝する。

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衣服を縫う「ハリ」を供養する神事もある。ハリが折れても、そのまま捨てないで取っておいて、毎年決まった日(2月8日、12月2日)に「柔らかい豆腐やコンニャク」にさして神社に奉納する。

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唐獅子はライオンの存在を唐(中国)から伝え聞いた「かつての日本人」のイメージから作り出された産物だと聞くが、その想像上の唐獅子でさえ神社の守り神に成っている。

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なんと言っても究極は「道祖神」だろう。「かつての日本人」は徒歩で旅行く、その道すがら「道の神、道祖神」に「旅の安全」を祈願した。

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先人が作ってくれた、この道は最初はただのケモノミチ(獣道)だったかもしれない。その獣道を幾多の先人が踏み固め、踏み固て「道」にした。

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多分「かつての日本人」は、その先人達の労苦や思いに感謝して「道祖神」を作ったのではないか。
こんな日本人だから、クリスチャンでもないのにクリスマスを祝う事に何のわだかまりも、持たない。もちろんイベントとしてだが。

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誰かが、何か(キリスト、ブッタ、マホメット)を大切にするなら、それに異論はないし、それを尊重するし、それを敬う事も出来るのが日本人の特徴だ。

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宗教的にいい加減な、日本人の神は「森羅万象」だから、タヤスクそれが出来きる。誰かが言っていたキリストもマホメットも砂漠の神だが、砂漠の神は過激で争いが絶えない。

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しかし、日本人のようなカリスマを持たない、いい加減な宗教(神は森羅万象)が、もう少し世界中に普及したら世界は、もう少し平和になるかもね!!


My site is the original Japanese vanishing landscape and the rich Japanese sentimet can stroll through the site

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